こんにちは。リストアです。
今回はコマンドプロンプトで使用するコマンドについて
自分が良く使うものをいくつかピックアップしてみました。
それでは早速紹介していきます。
①ドライブの移動
[ドライブ]:
対象のドライブに「:」をつけるだけで移動できます。
例えば、「C:」とコマンドを実行するとCドライブに移動できます。
E:\>c:
C:\>
②パスの移動
cd [パス]
cdの後にパスを指定することでパス移動ができます。
C:\>cd C:\test
C:\test>
また、「.」はカレントディレクトリを表すため、現在のパスから
移動したい場合は下記のように記載します。
C:\>cd .\test
C:\test>
さらに、「..」を記載するとひとつ上のディレクトリに移動できます。
C:\test>cd ..
C:\>
③ファイル・ディレクトリ一覧の表示
dir (またはdir [パス])
dirコマンドで配下のディレクトリを参照できます。
C:\test>dir
ドライブ C のボリューム ラベルがありません。
ボリューム シリアル番号は XXXX-XXXX です
C:\test のディレクトリ
2021/07/13 23:34 <DIR> .
2021/07/13 23:34 <DIR> ..
2021/07/13 23:21 <DIR> aaa
2021/07/13 23:22 <DIR> bbb
2021/07/13 23:22 <DIR> ccc
2021/07/13 23:22 <DIR> eee
2021/07/13 23:34 0 text.txt
1 個のファイル 0 バイト
6 個のディレクトリ XXX,XXX,XXX,XXX バイトの空き領域
C:\test>dir C:\test
ドライブ C のボリューム ラベルがありません。
ボリューム シリアル番号は XXXX-XXXX です
C:\test のディレクトリ
2021/07/13 23:34 <DIR> .
2021/07/13 23:34 <DIR> ..
2021/07/13 23:21 <DIR> aaa
2021/07/13 23:22 <DIR> bbb
2021/07/13 23:22 <DIR> ccc
2021/07/13 23:22 <DIR> eee
2021/07/13 23:34 0 text.txt
1 個のファイル 0 バイト
6 個のディレクトリ XXX,XXX,XXX,XXX バイトの空き領域
C:\test>
④ファイル・ディレクトリ構造の表示
tree [パス]
treeコマンドを使用すると配下だけでなく
さらにその下のディレクトリ一覧まで表示してくれます。
C:\test>tree C:\test
フォルダー パスの一覧
ボリューム シリアル番号は XXXXXXXX XXXX:XXXX です
C:\TEST
├─aaa
├─bbb
├─ccc
│ └─ddd
└─eee
また、Fオプションを指定するとファイルも含めて一覧を表示してくれます。
C:\test>tree /f C:\test
フォルダー パスの一覧
ボリューム シリアル番号は XXXXXXXX XXXX:XXXX です
C:\TEST
│ text.txt
│
├─aaa
├─bbb
├─ccc
│ │ test.txt
│ │
│ └─ddd
└─eee
さらに、リダイレクトでファイル出力も行えます。
C:\test>tree C:\test > C:\test\tree_out.txt
C:\test>
⑤画面のクリア
cls
clsコマンドを使用してコマンドラインのリセット(クリア)ができます。
C:\test>cls
⑥コマンドプロンプトの終了
exit
exitコマンドでコマンドプロンプトを終了できます。
C:\test>exit
⑦日付・時間の表示
date /t
time /t
上記のコマンドで日付・時間を表示できます。
C:\test>date /t
2021/07/14
C:\test>time /t
00:12
以上が私がコマンドプロンプト上で特に良く使うコマンドでした。
ほかにもファイル操作など主要なコマンドがもっとあるため、
またの機会に紹介したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた。